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コーポレートリブランディングで企業成長とIR対策に貢献

2021/09/14

社外への認知度の低さ

組織的背景、課題

東証一部上場である同社は、売上の伸びに対してマーケットの市場評価が追いついてきていないことから株価が比例して伸びないという課題を抱えていた。プロダクトについてはカテゴリー内では一定の認知度があり、自社の成長率は好調な一方、社外に対するブランディング弱いためSaaS事業会社ではなく、システム受託開発のITベンダーという印象を持たれていた。そのことからコーポレートそのものをリブランディングしていく必要があった。
数字として明確に示されている株価や決算などの財務情報以外に、企業のビジョン、事業方針、社会に対する貢献など直接数字としては現れないコーポレート・アイデンティティに対する価値を高める取り組みを実行に移すフェーズで、広報PR強化のご相談をいただく。

社名変更に伴うリブランディングを開始

解決策

BtoBブランディングの経験がある広報人材をアサイン。コーポレートアイデンティティをビジュアルに落とし込んで視覚化するため、ブランドストーリー構築のサポートやブランドとして記憶に残す社名、企業ロゴの刷新に取り組む。社名を変更することで従来のイメージを刷新し、インパクトを与えることで新規顧客の獲得や、コーポレートそのものの認知度向上を狙う。社名変更を機に、新しいチームビルディングと判断基準を設定。企業の文化や、今に繋がる様々なファクトは大切に残しながら、企業の眠っている価値を見つけ出すことで新たなブランドへと磨きをかける施策を行う。
定性情報をあらゆるステークホルダーに向けて発信し認知を促すため、開発したブランドコンセプトや企業ロゴを社会に発信する媒体として、コーポレートWebサイトをリニューアル。社内・社外に統一感のあるメッセージを発信することを目的に、新たに多様な働き方を紹介するインタビュー形式のコンテンツや、社内での取り組みを紹介するコンテンツをコミュニケーションツールとして開設した。
メディアリレーションの観点では、ビジネスパーソンがよく目にする日本経済新聞やNews Picksなど経済系のメディアに、自社サービスや取り組みを取り上げてもらえるようプレスリリースの強化をし、潜在顧客に幅広くリーチした。

(業務内容)
・コーポレートのリブランディング
・コーポレートコンセプトの再定義
・CIやVIの言語化
・IR対策
・コーポレートサイトのリニューアル
・広報PR戦略の強化
・プレスリリース、SNSの強化
・オウンドメディアの運営

株主、投資家など様々なステークホルダーとの関係性強化

成果

骨のあるブランドビジョンやコンセプトを持ち、企業としての取り組みを表現していく姿勢を社外に発信できたことで、株主や投資家の信頼を獲得しようとする動きが構築された。クライアント企業やパートナー企業、株主、投資家などのステークホルダーとの関係性の強化をすることに成功。
メディア掲載数の増加や、社外への情報発信を継続して行ったことで、社会に向けてプロダクトのイメージを底上げすることだけではなく、従業員も社会貢献をしている自社に誇りを持つことができインナーブランディング強化にも寄与。従業員一人ひとりが高いモチベーションで自走し、自社の発展や人材育成に積極的になることで持続的な企業成長に繋がった。
コーポレートリブランディングの相乗効果で売上、利益は上昇、株式マーケットからの信頼を獲得したことで、経営資源への再投資を行った。

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