デジタルマーケティング

LINE広告を効果的に運用するポイント

2022/07/28

Contents

LINE広告とは?

ポイント
・ 日本の人口で約75%「9,000万人」に広告配信ができる。
・ SNS利用者の内「41.6%」がLINEのみ利用している。
・ 若年層から高齢者層まで幅広い年齢層にリーチができる。
・ 広告の配信枠が「10種類以上」と種類が豊富。
・ 業種、商材によって広告掲載がNGなものがある。

・LINEの利用者数
LINEの月間利用者数は、2021年12月末時点で9,000万人であることが分かっています。
また、SNSでLINEのみを利用しているユーザーが「41.6%」と、LINEでしかリーチできない層が他のSNS比べ圧倒的に多く、LINE広告は選択肢として外せません。

引用:「LINE広告 スタートガイド」
URL:https://www.linebiz.com/jp/ebook/line-ads-start-guide/

・LINEのユーザー層
LINEは、10代〜50代以上まで全ての年代で幅広く利用されていることが特徴として挙げられます。これまで、中高年層にリーチするためには、DM やチラシなどオフラインの手段が中心でしたが、LINE広告であればターゲティング機能を活用して簡単にリーチすることができます。若年層だけでなくウェブをあまり使っていない中高年層や高齢層に届けることができるのは、LINE 広告の大きなメリットです。

引用:「LINE広告 スタートガイド」
URL:https://www.linebiz.com/jp/ebook/line-ads-start-guide/

・広告の配信先

トークリスト
LINEアプリの中で最もユーザーのアクティブ性が高い機能がトーク一覧です。その最上部に位置する「トークリスト」に広告が表示されるため、大規模なプロモーションに活用できます。

LINE NEWS
MAU7,700万人(2021年8月時点)と、高いアクティブユーザー数が特徴のLINE NEWSでは、LINEアプリ内の「ニュースタブ」トップページや記事一覧ページに加え、370媒体(2021年11月時点)におよぶアカウントメディアの記事一覧ページに広告が配信できます。

LINE VOOM(旧タイムライン)
投稿を見たユーザーが気軽に「いいね」などのアクションを取ったり、コメントするなどの機能が備わっているLINE VOOMに広告を配信できます。自社のLINE公式アカウントのブロック状況を問わず、全ユーザーに広告を表示させることができます。

LINEマンガ
LINEマンガは、2013年4月にサービスを開始したスマートフォン向け電子コミックサービスです。アプリのダウンロード数は2,800万件(2020年8月時点)を突破しました。ユーザーの属性に男女比率の差はなく、15~19歳の利用が27%、20~30代の利用が60%と、若年層を中心に幅広い世代で利用されています。

LINE BLOG
LINE BLOGは2014年11月にサービスを開始し、アーティストやタレントなどの著名人をはじめ、2,500組(2019年8月時点)以上の公式ブロガーが情報発信やコミュニケーションツールとして活用しています。ユーザー属性は男女比率3:7で女性の方が多く、20~40代を中心とした年齢層に利用されています。

LINEポイントクラブ
「友だち追加」「動画視聴」「ミッション」などの指定条件をクリアするとポイントがもらえるLINEポイントクラブは、国内最大級のリーチ力があると言えます。LINEポイントのサービスページのPV数は月2.6億(2021年7月~2021年9月平均値)で、40~50代と年齢層が高めのユーザーに多く利用されています。

LINEショッピング
ファッションや雑貨、スポーツ、インテリア、家電、コスメなど、約250社、1億点を超える商品をLINEアプリ上から検索・比較・購入できる「LINEショッピング」は、2020年9月時点で約3,500万人の登録会員がいます。ユーザー数の約7割が女性で、主に20代後半〜40代前半の女性へのリーチに優れています。

LINE広告ネットワーク
LINE広告ネットワークは、MAU1.1億人(2020年9月時点、LINE広告ネットワーク内の重複を除く配信先アプリのMAU)にリーチができるアドネットワークで、提携する外部アプリメディアへの広告配信が可能です。ライフスタイルやマンガアプリなど多くのジャンルのメディアを網羅しており、LINEの生み出す膨大なデータを活用したターゲティング配信が可能です。

・掲載不可の業種、商材
LINE広告での配信は、法的リスクの回避やユーザー利益の保護の観点から、広告表現に関するガイドラインを設定しており、配信前の事前審査が必須となっています。また、以下のような業界や業種、取り扱い商品によっては、掲載できない場合もあります。

宗教関連
エステ(一部LINE社が認めた場合を除く)
ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)
アダルト関連
出会い系、マッチングサイト等(一部LINE社が認めた場合を除く)
連鎖販売取引
探偵業
たばこ、電子タバコ
武器全般、毒物劇物
政党
公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部LINE社が認めた場合を除く)
生体販売
美容整形・ホワイトニングなどを含む医療関連、クリニック、疾患啓蒙サイト等(一部LINE社が認めた場合を除く)
整骨院、接骨院、鍼灸院等
未承認医薬品・医療機器等
消費者金融などの貸金業、質屋(一部LINE社が認めた場合を除く)
ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)
募金、寄付、クラウドファンディング等の資金調達(一部LINE社が認めた場合を除く)
その他弊社が不適合と判断した業種・業態、商品・サービス

LINE広告のフォーマット

LINE広告には、配信面に応じて合計5つのクリエイティブの種類が存在します。

・Card
「Card」は、静止画(1200 x 628px)と動画(画面比率16:9)のフォーマットです。CardはトークリストやLINE VOOM(旧タイムライン)、LINE NEWSなど、多くの配信面に対応しています。

引用:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて
URL:https://www.linebiz.com/jp/ebook/line-ads-start-guide/

・Square
「Square」は、静止画(1080 x 1080px)と動画(画面比率1:1)のフォーマットです。Cardと同様、トークリストやLINE VOOM、LINE NEWSなど、多くの配信面に対応しています。

・Vertical
「Vertical」は動画専用(画面比率9:16)のフォーマットです。大きく画面表示されるLINE VOOMに対応しています。LINE VOOM上では3:4の比率となり、上下が切れて表示されるため、画面下部に字幕などを入れる場合は注意が必要です。

・カルーセル
1つの広告枠にスライド式で画像を最大10点掲載することができます。ユーザーの閲覧履歴に基づき興味が持たれそうな特定商品を広告表示する「LINE Dynamic Ads」と、LINE VOOMとLINE NEWSの一部、LINE BLOG、LINEポイントクラブに対応しているフォーマットです。

・Small Image (画像小)
「Small Image(画像小)」は、画像とテキストで構成されるシンプルなフォーマットです。ユーザーのアクティブ率の高いトークリストで表示されます。

LINE広告のターゲティン

LINE広告では3つのタイプのオーディエンスを設定することができます。配信の⽬的や⽬標にあったターゲティングを設定しましょう。

詳細ターゲティング
年齢、性別、地域、興味関心などでターゲットを指定して配信できます。地域については、市区町村別でのセグメントのほか、特定エリアの半径レベルでのターゲティングも可能です。類似配信やリターゲティングで効率良く獲得できており、コンバージョン数の最⼤化を図る場合に実施することを推奨します。コアターゲット属性のデモグラやインタレストなどを設定して配信し、⽬標値内で獲得できている場合はターゲティングを広げていきます。

おすすめの設定
・ 年齢、性別を最初から狭めすぎず、やや広めのターゲットからスタートすることで、商材と相性のよい年齢・性別のユーザーに取りこぼしなく露出することが期待できます。その後、配信量、クリック数、獲得数、CPAを年齢・性別ごとに確認しながら効率の悪いユーザー層を省くなどして、調整していくことをおすすめします。

・ 商材に合わせてターゲットを指定することでクリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。しかし、狭すぎると配信量が狭まり、ターゲットユーザーを取りこぼす場合があります。初回はなるべく詳細設定を設定しないことを推奨します。

・ 初回購⼊の商品訴求など、同⼀ユーザーが複数回コンバージョンしにくいと想定される商材では、コンバージョン済みのユーザーを除外して配信することでCVRを⾼めることができます。

・ 訴求商材と配信先の相性を確かめるため、配信開始当初からLINE広告のみ、またはLINE広告ネットワークのみなど細かく設定することは推奨しません。まず最初の配信先は「⾃動配置」で設定しましょう。


オーディエンス配信 (リターゲティング)
ユーザー情報を利用して、配信対象となるユーザーをセグメントすることができます。サイトに訪れた見込みユーザーにリターゲティングで広告を表示することでサービスへの興味関心を高めることができます。コンバージョンする可能性が⾼いユーザーのため、効率良く獲得し全体CPAを押し下げる事が可能です。ただし、リーチ数が少ないため、コンバージョン数を最⼤化したい場合は他の配信⼿法にてリーチを広げていきます。オークション機会が損失しないように、⼿動⼊札で⾼めのCPC、CPMを設定します。デモグラフィックやインタレストなど属性で絞り込みはせず、ページ階層別やリーセンシー別に細分化を⾏います。

おすすめの設定
・ 特定のユーザー層限定の商材であったり、特定層に限定した訴求の場合を除き、
性別・年齢を設定しないようにしましょう。

・ すでにランディングページ以降に到達しているユーザーが配信対象であるため、リターゲティングのすべてのユーザーを対象にするとコンバージョンが⾒込めるユーザーにリーチできます。

・ リーセンシーやページ階層別に分けたオーディエンスごとに広告グループを作成しましょう。
広告グループ① LP訪問7⽇
広告グループ② LP訪問14⽇
広告グループ③ カート30⽇

・ 除外したいオーディエンスを設定する
初回購⼊の商品訴求など、同⼀ユーザーが複数回コンバージョンしにくいと想定
される商材では、コンバージョン済みのユーザーを除外して配信することでCVR
を⾼めることができます。

・ 配信先は「⾃動配置」で設定する

類似配信
コンバージョンオーディエンスやアップロードした顧客情報に類似したユーザーを、LINE内で新たに探して配信します。類似性が高いほどアクションの確度は高まりますが、オーディエンスサイズは小さく、リーチできる人数が限られます。反対に、類似性が低いほどアクションの確率は下がりますが、オーディエンスサイズは大きく、配信母数が増えます。詳細ターゲティングよりも効率良くコンバージョンが獲得できるため、類似配信を中⼼に獲得数を伸ばしていくことが多いです。⽬標CPA内で獲得数を最⼤化したい場合は類似配信を中⼼に配信しましょう。⾃動⼊札を使⽤して配信することで獲得精度が⾼まります。配信ボリュームが少ない場合は類似度を拡⼤し、獲得効率を⾒ながら最適な類似度を判断します。ユーザー属性については最適化が⾏われるため、個別にデモグラやインタレストの設定を⾏う必要はありません。

効果的に運用するポイント

・推奨の配信設計
1広告グループあたり最低でも⽉間10-20件のCV数を担保できる構成が良いため、コンバージョン確度が⾼いリターゲティングと類似配信で配信を開始します。なお、⾃動⼊札を導⼊している広告グループについては⽉間40件のCVを蓄積することが理想です。ある程度配信ボリュームとCPAのバランスが整い、クリエイティブの勝ち傾向が⾒えてきたタイミングでデモグラ配信を試してみるのも良いです。

配信開始時の設計例 (月予算50万円の場合)

リターゲティング (⼿動⼊札):月予算20万円
ページ階層別×リーセンシーで細分化
例)LP1⽇ / LP30⽇ /フォーム1⽇ / フォーム90⽇
推奨広告グループ数︓4~8
基本的に細かなターゲティング変更や⼊札調整は⾏う必要がなく、CPAが良い場合はリーセンシーの拡⼤を⾏います。

クリエイティブ
推奨本数︓2-4本
検証頻度︓低
アドフォーマット︓静⽌画
リターゲティングは⽐較的CVRが⾼いと想定されるため細かな検証を⾏う必要は
ない。著しくCPAが⾼いものを停⽌、類似配信やデモグラ配信で効果が良かっ
たものを追加するなどを⾏います。

類似配信 (自動入札):月予算30万円
拡張元オーディエンス×類似度で細分化
例) CVユーザー拡張_類似度3% / 類似度5%
推奨広告グループ数︓1~3個
類似度5%程度で配信を開始し、効率感を探る。パフォーマンスの良し悪しによって類似度を調整します。

クリエイティブ
推奨本数︓4-10本
検証頻度︓⾼
アドフォーマット︓静⽌画
予算⽐率が⾼くメインの配信となるため、クリエイティブ検証は注⼒して⾏
います。配信開始後、特定の広告に数値が偏る場合は、配信が出ないものを停⽌
し、配信が出ていたもののブラッシュアップをします。

配信開始1ヶ月以降の設計例

リターゲティング (⼿動⼊札):月予算15万円
ページ階層別×リーセンシーで細分化
例)LP1⽇ / LP30⽇ /フォーム1⽇ / フォーム90⽇
推奨広告グループ数︓4~8個
CPAが安定したまま配信ボリュームが出ていれば、特に設定を変更する必要はありません。

クリエイティブ
推奨本数︓2-4本
検証頻度︓低
アドフォーマット︓静⽌画
引き続き、著しくCPAが⾼いものを停⽌し、類似配信やデモグラ配信で効果が良かったものを追加するなどを⾏います。

類似配信 (自動入札):月予算25万円
ページ階層別×リーセンシーで細分化
例) CVユーザー拡張_類似度3% / 類似度5%
推奨広告グループ数︓1~3個
ある程度勝ちクリエイティブの傾向が⾒えてきた段階で、類似度を広げながらパフォーマンスを良化させていきます。

デモグラ配信 (⼿動⼊札):月予算10万円
デモグラで細分化
例)⼥性20代/⼥性30代/⼥性40代
推奨広告グループ数︓1~2個
リターゲティングや類似配信で効率良く獲得できているようであれば、コアターゲットに絞って配信を⾏い効率感を探ります。

クリエイティブ
推奨本数︓4-10本
検証頻度︓⾼
アドフォーマット︓静⽌画

勝ちパターンとなる訴求軸が⾒えてきたタイミングで構成やデザインが異なるものや、クリエイティブをブラッシュアップしたものを中⼼に回していきます。
画像素材を追加できない場合はタイトルのみの検証でもパフォーマンスに差が出る可能性があるため有効です。

・課題に対して適切なアクションを選択
CPAを改善したい場合・コンバージョン数を伸ばしたい場合それぞれにおいて、どの施策が数値改善に寄与するのかと施策による改善効果の⼤きさを加味して優先順位を⽴てて実⾏することが必要です。

コンバージョン数を増やしたい
・ インプレッション数を増やす
1 ⽇予算を増額する
2 ⼊札を強化する
3 ターゲティングを拡⼤する
4 広告フォーマットを網羅する

・ クリック率を上げる
1 クリエイティブの訴求を検証する
2 同じ訴求でも異なるアドフォーマットを追加する

・ クリック単価を改善する
1 ターゲティングを拡⼤する
2 クリック率を上げるためにクリエイティブの訴求を検証する

・ コンバージョン率を上げる
1 クリエイティブの訴求を検証する
2 LPとクリエイティブの整合性を確認する
3 LPの訴求を検証する

コンバージョン単価を改善したい
・ クリック単価を改善する
1 ⼊札を抑制する
2 クリック率を上げるためにクリエイティブの訴求を検証する

・ コンバージョン率を上げる
1 ターゲティングを縮⼩する
2 クリエイティブの訴求を検証する
3 LPとクリエイティブの整合性を確認する
4 LPの訴求を検証する

・ターゲティングの調整

ターゲティングを拡⼤する
1 デモグラフィックデータ配信をしてみる
勝ちクリエイティブが⾒つかっており、インプレッション数を増やしたい(配信を最⼤化したい)場合に実施することを推奨します。

2 類似オーディエンスの類似度を拡張する
インプレッション数を増やしたいものの、勝ちクリエイティブが⾒つかっておらず、CPAの⾼騰が不安な場合に実施することを推奨します。

ターゲティングを縮⼩する
1 デモグラフィックデータ配信の年齢を絞る
年齢別の配信実績を確認し、パフォーマンスがあっていない年代があった場合、配信除外を⾏うことを推奨します。ただし、年齢を絞りすぎてしまうと配信が出づらくなり、さらに効率が悪化する可能性があるため注意してください。

2 類似オーディエンスの類似度を狭める 類似オーディエンスの効率が合わない場合、類似度を段階的に狭めること を推奨します。

3 リターゲティングの配信リストを⾒直す
リターゲティングの効率が合わない場合、リストの対象期間や対象範囲を⾒直すことを推奨します。配信リストのオーディエンス数が少ない場合、配信が出づらい可能性があるため⼊札を強化したほうが良いです。

クリエイティブの運⽤

クリエイティブ制作のポイント

広告クリエイティブは、テキスト、画像、動画で成り立っています。ここでは「良いクリエイティブ」の条件を3つ紹介します。

・指先を止めてもらえる
LINE広告は、ユーザーがタイムラインをスクロールする中で、注目を集め、指先を止めて広告を見てもらえるかが重要です。広告クリエイティブの中のテキストやビジュアルの訴求が弱かったり、なんども同じような訴求だったり、退屈な広告になっていないか確認しましょう。
また、同じ画面内に表示される他のコンテンツに埋もれないようなインパクトも意識してクリエイティブを作成しましょう。

・パッと見てわかる、印象に残る
ユーザーが広告クリエイティブを見た際、わかりやすく印象に残るものを心がけましょう。例えば、伝えたいメッセージが混在していたり、言いたいことが多すぎて結果よくわからないクリエイティブなどは作成しないようにしましょう。また、スマホで見たときの視認性が悪いクリエイティブは読み飛ばされる可能性があるので、注意しましょう。

・ユーザー起点のメッセージ
ユーザーが広告クリエイティブの内容を確認する際、テキストやビジュアルの表現が「共感できるもの」になるように意識しましょう。「自分ごと」として捉えられない、広告主目線のエゴが目立つクリエイティブはタップされません。クリエイティブに含めるメッセージは必ずユーザー目線で、その課題感を捉えたメリットを感じられる内容にしましょう。

・画像について
どのフォーマットでも、最初にユーザーの目に入るのはビジュアルです。ユーザーを引きつけ、そこからコンバージョンに結びつけるため、画像については以下がポイントとなります。
※商品やサービスを連想しやすい画像を使用する
※目に止まりやすい、あるいは興味・関心を持たれる画像を使用する
※ユーザーがストレスを感じないよう、視認性を確保する

・タイトルについて
タイトルを見たユーザーに、商品やサービスを「自分ごと」として捉えてもらうために、以下の点を意識しましょう。

※商品やサービスを連想しやすいキーワードを入れる
※「◯歳代の女性へ」など、具体的にターゲットを関するキーワードを入れる
※【メディアで注目!】など、文頭部分でユーザーに訴求する言葉を入れる

・説明文について
説明文は、画像とタイトルに興味を持ったユーザーをコンバージョンにつなげるための重要な要素です。そのため、LPとの整合性はもちろん、以下の点が重要です。

※訴求すべき内容はすべて盛り込む(ただし、テキストが多くなりすぎないように留意)
※商品やサービスの強みとなるスペックやメリットをしっかり強調する

静止画、動画の特徴
・静止画
動画と比較して少ないコストで制作可能
訴求軸を絞った作り分けがしやすい
シーンの遷移がないため、常に伝えたいメッセージを表示可能
静止画しか配信されない枠もあるので動画と両方運用することが望ましい
▲ 動画に比べて伝えられる情報量が少ない

・動画
静止画よりも多くの情報を伝えられる
映像の演出で、ユーザーの注目をあつめられる
映像の進行にともなって、段階的にユーザーの気持ちを盛り上げていくことができる
シーンを複数用意することができるので、デザイン表現の幅が広がる
▲ 静止画に比べ、制作工数がかかる

クリエイティブの事例

商品の⾒せ⽅の⼯夫でCTR/CVR改善
商品の視認性が⾼く、ユーザーが購⼊を検討するための充分な情報により効果が⾼まりました。

商品の⾒せ⽅の⼯夫でCTR/CVR改善
ユーザーにとって⾃分ごと化できるような表現にアレンジして効果を改善しました。

スワイプを促す演出と、読み進めることで興味関⼼を深める展開
スワイプできることが伝わるデザイン、演出によって配信効果の向上が期待できます。

動画クリエイティブ追加でCPAを約67%に抑制
利⽤イメージを映像でわかりやすく伝え、続きが気になる演出で効果を改善しました。

訴求内容の変更と簡易な動画アレンジでCVR約5倍
遷移先のLPの内容(アンケート)とリンクさせた内容と、ユーザーのアテンションを引く動きを入れました。

引用:「LINEN広告運用ガイド」
URL:https://www.linebiz.com/jp/ebook/line-ads-management-guide/download/

まとめ

LINEの利用ユーザーは国内でも多く、配信広告枠も多彩です。より多くの顧客を獲得するには必須の広告メニューであり、広告クリエイティブを検証しやすい媒体でもあります。
また、外資系の広告媒体と比べてLINE広告の公式サイトにはクリエイティブの事例や広告運用のガイドラインなどわかりやすく資料としてまとまっているため、インハウスで広告運用するにはおすすめの広告媒体です。
最後までご一読頂きありがとうございます。

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