金融系Webメディア展開している同社は、収益源が自社やアフィリエイターによるアフィリエイト広告モデルのみとなっており、運営が広告収益だけでは厳しい状況であった。PV数の増加が課題であるが、オウンドメディアの強化としてSEO対策を始めようにもGoogleは「ユーザーにとって有益な情報」を提供する検索エンジンを目指してアルゴリズムの改善に努めているため、日々変化するアルゴリズムに対して具体的にどのような施策を行うべきかわからず苦戦していた。
社内でスピーディーにPDCAを回し、ユーザーインサイトに基づいたコンテンツの企画を実現できる体制を推進する役目として、SEOのコンテンツマーケティングに精通しているグロースハッカー人材をアサイン。
中長期的な施策として、SEO流入を増やすためオウンドメディアを構築し、「キーワード選定」を徹底して行い戦略的にコンテンツ制作を推進。記事タイトル、内部リンク構造を修正することでサイトの土台を徹底的に固め、それ以降はSEO流入を増やすための記事作成に注力しコンテンツのブラッシュアップを徹底。競合が非常に強く上位表示が難しく、上位表示されていても検索回数がないキーワードを多く狙っていたことになり、1記事当たりのセッションを伸ばせていないという状況に陥っていた。そのため、検索回数や競合性を考慮したキーワード選定を行い、記事の内容についても、特定ワードの検索結果を考慮して検索ユーザーのニーズを読み取り、SEOの要素を盛り込んだ。
また、オーガニック検索のみの流入ではなく、大手キュレーションメディアとも外部接続の提携を行いPV数増加を狙う。
（業務内容）
・アクセス解析
・ペルソナ設計
・カスタマージャーニーマップの作成
・キーワード設定
・コンテンツのディレクション
・早期の収益化のためキュレーションメディアとの接続交渉
施策開始後から順調にSEO流入数を中心にアクセスを伸ばしており、施策開始から3か月でSEO流入は3倍まで増加、1年足らずで15万PVまでグロースした。
課題を解決するためにページタイトル変更・内部リンクの修正などの最適化、検索エンジンのサジェストや関連検索に表示されるキーワードをピックアップし、よりユーザーニーズを満たすコンテンツを作成することで、結果に繋がった。検索エンジンから大きな集客を得ることが可能になり、現在は、タイアップ広告などマネタイズ拡大のフェーズに移行している。
オンラインのお打ち合わせにて、業務委託の活用方法や候補者をご提案をいたします。
