小・中学生向けの学習塾を運営する同社では、直近までデジタルマーケティングの広告予算は全体の3割程度で、チラシやハガキ、交通広告などオフライン施策が7~8割であった。オフライン施策の効果は、年々鈍化しており、Webでの資料請求が増加していることから、現在はデジタルマーケティングを強化し、広告予算の半分程度を投下するようになった。しかし、インハウスで試行錯誤しながらWeb広告を運用してきたが、CVRは低い状況が続いており、獲得単価は高騰している。Web経由での新規集客を成功させ、申込率の底上げをしたい。そのナレッジを社内へ共有してほしいとのご依頼をいただく。
ハブ役として、BtoCマーケティングに精通したマーケター人材をアサイン。
CVR改善のため、Webサイト、Web広告両面の改善・運用に着手。Web広告運用では、リスティング広告とディスプレイ広告の2軸で、クリエイティブ制作から出稿までのサポートを行う。Webサイトでは、SEO対策、アクセス解析やヒートマップ分析を行い、ユーザー行動にどのような変化が生じたかA/Bテストを繰り返しながら最適なCTAを探る。保護者が重点を置く学習塾の実績や学習コースの紹介など、関連コンテンツも強化。
(業務内容)
・Web広告戦略の策定・推進・リスティング広告、ディスプレイ広告の運用
・SEO対策
・レポーティング、アクセス解析
・分析に基づいたアクション、ディレクション
広告に加えてWebサイトのA/Bテストを繰り返し行い改善をしたことで、どのような訪問者が資料請求や入会に至っているのか、CVRの傾向も把握が可能になった。社内に分析環境を構築したことで、データ分析のカルチャーが根付き始めたことでデータドリブンなコミットが実現。Web経由の申込は昨対比304%と増加し、アサインマーケターのナレッジが社内に浸透したことで、繁忙期の向けた施策立案から実行までインハウスで運用を開始した。
また、従来のオフライン施策では、お問い合わせや申込は電話や対面がメインだったため、人員が必要だったが、Web申込のシフトによって、現場スタッフの手間が大幅に削減され業務効率化にも貢献した。
オンラインのお打ち合わせにて、業務委託の活用方法や候補者をご提案をいたします。